珪藻土がすごいのは、なぜ?
珪藻土の中の珪藻殻には0.1~1ミクロンの無数の孔がたくさん空いているため、断熱性、保湿性、調湿性、吸収性、吸着性、脱臭性、遮音性に優れた機能を発揮します。さらに珪藻殻の主成分が珪酸質(シリカ)のため、1000℃にも耐える高い耐火性もあります。多機能かつ安心できる自然素材として、古くからさまざまな分野で活用されています。
アルフレッド ノーベルがその多孔質性を生かして、ニトログリセリンを珪藻土に浸みこませて安定的に使えるようにした「ダイナマイト」は有名です。珪藻土の学術名は「Diatomacious(ダイアトメイシアス)」といい、ダイナマイトの由来は珪藻土からきているのです。
その他、漆器の地の粉、食品向けろ過材、プラスチック、ゴムなどの増量用フィラー、内装塗り壁、曲げ硝子の型材など様々な用途で用いられております。